隅っこの部屋

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

水彩絵の具を塗る順序

水彩で色を付ける時、どこから塗り始めるかというのは重要な事だ。
やり直しのし辛い画材なので、ある程度の計画性が必要だ。

よく言われているのは「暖色から塗っていくのがいい」「全体的に塗っていくのがいい」という事で、
子供の頃にはよく実践していた。

子供の頃と違い今はただそっくりに描ければいいわけではないし、マスキングをする場合はその周辺を先に塗るしかない。

迷う部分は後回しにして、草木は緑と決まっているのだから葉から塗ると考えていた事もあったが、
どの緑を選択するかによって天候や時間帯や温度感など雰囲気も変わってくるので、面積が広い時には
しっかり考える必要がある。

ただ、「どの緑を選ぶか」というのは比較的考えやすいのでそこから全体の雰囲気を決めていくのは有効な方法だ。

今は漠然と持っているイメージに対してその方向に絵を引っ張ってくれそうなところから塗る。
一箇所決まると、この幹の色はこの方向、この影は何色寄り、など次々決まっていきやすい。

こちらは画像はまだ途中だが 空→木→影→緑→家→川→人 と進んでいく事になった。
2016-caA.jpg


これは 薄い緑→濃い緑→濃い影→地面の影→薄い茶→花→人
2016-caB.jpg

前に塗った部分を後から更に塗る事ももちろんあるけれど、
絵の具が動くし紙も荒れるので同じ場所を塗るのは2回、多くても3回までにしたいところだ。

描いている途中で写真を撮ろうという気になる時は大抵、ここまでは満足という場所で、
後で後悔するような時にはここに戻りたいと思う分岐点でもある。
日曜美術館で山口晃氏が、色を塗っていく事は、可能性を潰していく作業だというような事を言っていたが
元に戻れない画材や画風の人にはよく分かる感覚だなあと、ある意味共感を覚える。

上の絵は2016年版カレンダーに使用予定。
カレンダー展はいつもの「ギャラリーゑいじう」で10月12日から。
出品する絵は、別の2点(桜の絵とクリスマスの絵)、詳細は後日HPの方にUPします。


  1. 2015/08/23(日) 12:15:08|
  2. 作品のこと
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<光のアクセサリーを撮ろう | ホーム | 銀杏の木>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://keyaki7.blog.fc2.com/tb.php/54-dcfc96dc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。