隅っこの部屋

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古い腕時計


20150202-omega2.jpg
オメガ DE VILLE (カットガラス)


少し前から引き出しに見慣れない古い腕時計がある事に気付いた。
母に聞いても分からない、忘れたと言う。
うちはそんな、代々住んでいるような家ではないので、出所不明な物があるはずがなく
おそらく叔母から母に受け継がれて来たものと推察される。
(以前もセイコーの手巻き式時計を叔母からもらっていた事があるので)

腕の形にまったく合わないカーブで固まってしまった金属のバンドは
何度も曲げ伸ばしを繰り返してどうにかやわらかくなったけれど、
幅も膨張してしまったのか留め金を通すだけでも固くて簡単には使えそうもなかった。
ちょっと巻いてみたら動くようだったが、このままではどうにもならないし
バンドを革にしたら可愛くなりそうだったので、丸広に行くついでに
店内の時計屋をのぞいてみた。

とても小さい時計なので、一番細いサイズだろうか。女性店員さんが声をかけて来たので
持参した時計を見せてみる。
「一番細いのは8mmですか?これなんですけど」
するとひと目見てすぐに
「あ~オメガ~!○○さん見て。すごく綺麗な状態でー」
と女性店員さんがそこにいた職人さんに声をかけた。
機械式時計なら眠らせておくよりも使えるようにしておこう、くらいの気持ちだったけど、
そんなふうに言われると突然、好ましいものに見えてくる。


革のバンドに変えてもらう事にして、色々話を聞くと
昭和30~40年代頃に大人気になった自動巻き時計だとの事。職人さん曰く
「少し巻いてあげて、8時間腕にはめ続けたら、次の日一日動かなけなければいけない。
その状態であれば正常という事。これはそういう時計です」という事だった。
どうりで竜頭が小さくて巻きづらい変な時計だと思ったら、
「巻くのはあくまで補助的なもの」だそうで。
この小ささで自動巻きというのがなかなか無いという事だ。

「ずっと使っていなかったでしょう、汗で固まっています」という事で
バンドを外すのに少し時間がかかっていた。変なカーブで固くなっていたのもそのせいか。
革バンドはある程度経ったら取り替える前提だから問題ないけれど、
金属のバンドは放って置くとそのようになる事もあるんだそうな。
「よほど綺麗に使っていたか、ほとんど使わなかったかのどちらかではないですか。
はめていてもじっと動かないと巻かれないのであまり動かない人は使いづらいと思うかも
しれません。それであまり使われなかったのかもしれませんね。」との事だった。

待ち時間に時計を眺めて回ったり、色々話も聞けてよかった。
第一声からして「時計屋さんの店員さんはやっぱり時計が好きなんだなぁ」と思った。
詳しい人が好きなものの事を語るのを聞くのは楽しい。



  1. 2015/02/05(木) 16:59:54|
  2. 身のまわりの物のこと
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