隅っこの部屋

100円ショップの定規のメモリが・・・

数年使っていた100円ショップの定規のメモリがあやしい事が判明した。
トレーシングペーパーのロールを断つ時に使う事が多かったので重大な支障があったわけでは
ないけれど、今頃気付いたという事がショックだ。

今回のカレンダー展のためにマットを用意する過程で、測った結果とミリ単位の計算が
微妙に合わないので確かめたところ・・・

jyougi2.jpg
昔いづみやで購入した45センチの定規と比べると1.2mm程度足りない。





jyougi3.jpg
つい最近、世界堂で購入した40cmの定規と比べてもずれている。


jyougi4.jpg
20cmの所でも既に少し合っていない。



普段よく使っている定規を次々チェックしてみる。

jyougi1.jpg

下の大きい三角定規とその上の45cmがいづみやマーク。
その上が問題の100円ショップ50cm。
上から二番目が世界堂の45cm、STAEDTLER(ステッドラー)1900円
一番上はどこで買ったか分からないが、KUTSUWAのロゴ入り30cm
問題があったのはロゴ無し100円の50cm定規だけだった。

絵、そのものは線をひいてから水張りしてはがすと多少伸び縮みするし
仕事用は四方数ミリ大きめに描くし、データにすればその時に必要な大きさに正確に切り取れる。
測るだけなら50cより大きければ裁縫用の巻き尺を使う事もあるから、1ミリ程度が問題になる事もあまりないけれど、
やはり定規でメモリが信用できなければ駄目だろう。

1900円の定規を買った時に高いと思ったけれど、メモリが正確というのは実はすごい事なのだと改めて思ったのであった。



  1. 2016/10/16(日) 17:27:01|
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桜色の色鉛筆 (と、水彩色鉛筆のこと その2)


20150325harunoe.jpg


透明水彩は、桜を描くには不向きな画材だと思う。
基本、あまり白絵の具は使わないのだが、赤を薄く塗ってもとても桜の色には見えない。
そこで、この時ばかりは多少透明感は損なわれても白い絵の具を使ってピンクを作る事になる。が、
それでも濃く塗ると桜らしくなくなるし、薄く塗ると花びらの存在感が無くなる。
背景に濃い色が来る構図ならいいのだが、そうでない場合は影の部分を塗る事で存在感を
出すしかない。
そこで薄ピンクの存在感を出す補助として使うようになったのが色鉛筆だ。
日に当たった暖かい色から影の紫まで、水性、油性、関係なく、とにかく「桜に使える色」を探す。

20150325iroenpitsu2.jpg


季節柄そんな気分になった、というわけでもないが、先日また「使えそうなピンク」を色々探して来た。
今持っている色の中で試し塗りの結果、左の5本を「桜に使える色」として選抜。

* * *

色鉛筆つながりでもう一つ。
以前書いた「スワンスタビロ」の水彩色鉛筆(硬め)について、記事はこちら→
元々扱いの小さかった最寄の世界堂で、なかなか見つけられなかったので店の人に聞いてみた。
もう残り物扱いのように置いてある場所を教えてもらったのだが、なんと「こちらは油性になります」と言う。

ええーーっ。もう何年もずっと水性だと思って使っていたのに、今更間違っていたと?
確かに溶けている実感はほとんど無いけど、そんなばかな。本当ならブログも書き直さないと。

ところが後に行った世界堂本店ではやはり「水性(硬め)」として売っていた。

20140822-swan-2.jpg

本店だし、こっちを信じていいよね…。どちらにしても使い続けるのでいいけれど。
無くならないでいてさえくれれば・・・。

そして先日また最寄の世界堂に行ってみると、こちらではついに消えていた。残念だ。

  1. 2015/04/01(水) 13:24:17|
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マスキングの液の黄ばみ

水彩画で絵を描く時、マスキングの液をよく使っている。
とても便利なのだが、時間が経って初めて知った注意事項が分かったので
書いておこうと思う。

複数の絵を平行して描いていたり、一旦中断してしばらく置いておいたりして
「マスキングしっぱなし」の状態で長く置くと、ゴムの成分がべたべたに変化して
しまう事がある。こうなると剥がすのに一苦労。そまま剥がれなかったら絵が
台無しになってしまう。
変化の具合を比べた訳ではないが、夏などは特に気をつけたい。

うっかりそんな事になって、ラバークリーナーでこすりにこすってなんとか紙の白が見え、
ようやく仕上げた、というような絵があった。

20140911_4.jpg
 (画像は完成図の一部分です)
20140911_2.jpg

それが数年後…
ゴムの成分が容赦ないくらいに黄ばんでしまう。
ここまで目立ったのはこの二枚くらいだけれど、このような変色は、
ほんの一部の剥がしそこないでももちろん起きるので要注意だ。
sakura-kibami1.jpg
icyou-kibami1.jpg
変色したマスキングの液は、紙にがっちり染み込んでいていてもう剥がれない。

さて、この二枚どうすべきか。
水彩なので、修正するにしても絵を傷める覚悟でかなり思い切ってやらなければならない。
ためらいはあるものの「それができるのは作者だけなんだから」と思い切る。

sakura-kibami2.jpg
桜の方は薄い色の中にあって目立つし、範囲は狭いので削ってみる。

sakura-syuhuku.jpg
かなりしみ込んでいて削りきれないので、ある程度やったらジェッソで上塗り、
ピンクを少し入れて完成。


問題はイチョウの方だ。かなり広範囲で削れそうも無い。
紅葉だし影の部分だし、これはこれで…という気もしなくも無いけれど…。

以前、鑑定団で「受難者」という題名の木のキリスト像が、
火事に会って墨の塊になったのを、
作者の方が作品のテーマにも合っている変化で「これでこの作品は完成した」
と言い、価値が落ちる事も無かったとか。→これ

つまり私が「計算の無い変化で落ち葉が枯れるように色に深みが出た。この絵は
時を経て完成したのだ!」と納得ずくで言えばこれが正しい色になるわけだ。

でもやっぱり修正する。
icyou-syuhuku.jpg
様子を見ながらジェッソと色鉛筆を少しずつ丁寧に重ねて、ほぼ元の色に。


べたべたになった時点で懲りて注意するようになってはいたけれど、
今回の変色でいっそう懲りたので、マスキングは何日もぬり置きすぎない、
剥がし忘れないを肝に銘じる。

他にも、昔の絵にトレーシングペーパーをかけてそれを留めたマスキングテープの
粘着財の成分が何年も経って変化して絵の表にまで茶色っぽく沁み込んだ事もあるので
今はその部分にはメンディングテープを使っている。

マスキングテープは紙を傷めず簡単に剥がせて便利なので色々な所に使っている人も
多いと思うけど、長く貼っておくのには向かないので気を付けた方がいい。

  1. 2014/10/28(火) 21:39:04|
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絵の折れ目を直す方法

先日返却されて来た絵に少し折れ目が付いていました。
どこで付いたのか分からないけど、私が発送した時に「折曲厳禁」と書かなかったからかも?
あんなに厚い台紙を入れていたのに…

でもこの程度なら水張りで修復できるはず。
普段ロールの状態で仕舞ってあった紙がちょっと折れていても
水張りすれば剥がした時にピンとなっているし、仕事上の事で絵に修正をした時に
「描いた絵を水張りしなおしまた剥がす」事も経験があるのでやってみました。

あらかじめ余白が無いと、水張りテープがかかった分だけ絵が小さくなってしまうけれど、
今回はそれなりに余白があり、3ミリ程度かぶせただけで張れたのでうまく直せました。

(紙の裏に水をひいて表の絵に影響が無い程度の厚みが無いと駄目かもしれないけれど
大抵の水彩紙なら大丈夫だと思う。ただ水張りに慣れていない人はいきなり絵でやらずに
試すなり練習するなりする事をおすすめします。)

  1. 2013/12/05(木) 11:51:07|
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水彩色鉛筆

下書きの時に愛用している水彩色鉛筆、スワンスタビロの茶系の色(硬め)。
色味と固さと溶け具合の好みから、代わりが見つからない大事な画材でありますが、画材屋での扱いが小さくなっているようで、大変不安です。
私の場合はある程度線が残ってほしいのですが「まるで水彩のように扱える」という大方の使い方からすると
硬めは売り上げが伸びないのかも。最寄りの世界堂でもやわらかめしか扱っていません。

gazai2.jpg


さて、この水彩色鉛筆、昔はごらんの通り、鉛筆のお尻までしっかり芯が入っていたのですが、ある時期から
短くなってくると芯がスポッと抜けて数センチ空洞の状態になってしまったのです。
芯の節約で経費削減しているのでしょうか?
存続さえしてくれればこれでもかまいませんが。

ちなみに私はこうなる前は、短くなっても紙の筒に刺して削れる所まで削り、ギリギリまで使っていました。
これは昔、熱中時代先生編(多分part2の方)の中で紹介していたやり方です。(たぶん)
昔過ぎて記憶もおぼろですが・・。

お小遣いで画材を買っていた10代の頃やっていた節約方法はいろいろで、
月刊誌のイラストコンクールに応募していた時には「キャンディ・キャンディ」に出て来た「裏返しの封筒」も
返信用として使っていましたよ。あの頃はB4の入る定形外封筒も高かったのです。100g以内に収める為に
のりしろ部分が少なくなるよう加工もしたものでした。
  1. 2013/09/21(土) 11:16:11|
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