隅っこの部屋

やなせたかし先生

やなせたかし先生の訃報に触れて

私にとってのやなせ先生との関わりは、先生が編集長をされていた「詩とメルヘン」の
イラストコンクールで佳作賞に選んでいただいたという一点で、授賞式の日には
「こういう絵はね、好きになっちゃうんですよね」
と言っていただきました。
「好き」と「欲しくなる」は、私が絵を見る時には最高の言葉なので
とても嬉しかったのを覚えています。
それからは毎年、「詩とメルヘン」や「詩とファンタジー」の、その年の授賞式と
やなせ先生の誕生日を兼ねたパーティーへ参加して、会場の片隅で拍手を送ってきました。

よく知られたイラストレーターの方々も大勢参加されている中
何者でもない私が、何者でもないままでもここにいていいのだと確認できる日でもありました。
やなせ先生が歌って歌って歌って、アンパンマンのキャラクターが踊るパーティー。
近年で印象に残っているのは、毎年会場にしていた赤坂プリンスが解体される直前に、
「赤坂大好きあかさたな~♪」「さよなら赤プリさようなら~♪」と、先生が作った歌で
ホテルの人も一緒に踊ったパーティーでした。(動画を見て歌詞を思い出しました)
そして震災後、たった一本残った奇跡の一本松について、歳を重ねるにつれ同年代の知人に
先立たれた自らの心境になぞらえておられた事も。
93歳の時は病院を抜けて来たとの事で、94歳のパーティーの方がむしろお元気そうに
見えたと思っていたのですが・・。

アンパンマンで育った世代ではありませんが、「手のひらを太陽に」は幼稚園の頃から
歌った思い出もあり、大好きでした。
  1. 2013/10/15(火) 21:13:31|
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