隅っこの部屋

川越市立博物館の模型

川越市立博物館のジオラマを前にしてふと思った。
デジカメの「ミニチュアモード」で撮った風景はミニチュアに見えるけれど
実際本当に"ミニチュア写真ふう"になってるんだろうか。

という事で、模型を普通に写真に撮って"いかにもミニチュア写真ふう"に近付けてみよう。

20170608-3-1.jpg
「昔の新河岸川の様子」

思いのほか本物っぽく写ってしまった。
展示物としてはその方がいいのだろうけれど、もっとミニチュア写真っぽく撮りたい。

少し暗いけれど町全体のジオラマの方が小さいので行けるかも。

20170608-2-4.jpg

20170608-2-3.jpg

意外といけそう?
本物の街(富山)のミニチュアモードと比べてみる。

20170326-2B.jpg

やはり可愛さでは本物の街にはかなわないかー。
このレベルの細かさの模型はそうそうあるまい。


今回撮った模型はこれ。
実際の街を知って見るとなかなか面白い。
20170608-2.jpg


  1. 2017/07/31(月) 17:16:31|
  2. やってみました
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

驚きの明治工藝 (川越市立美術館)

驚きの明治工藝
odoroki054.jpg

入ってすぐの目立つ所にまず、大きな龍が釣ってあり、ライティングで影の演出もされていて目を引く。
今回の展覧会は、2作品を除いて写真撮影OKとの事で、どういうアングルで撮れば、
この繊細な細工と龍らしい迫力を出せるのか、しばし没頭する。
20170527-2.jpg

ここからしばらく、自在置物がつづく。鱗で繋がれた体や関節が本物のように動かせる作りだ。
蛇はコマ撮りアニメーションで動く様子も展示されているが、姿だけでもなかなかのリアルな存在感だ。
やはり大きさは大事な要素で、同じような創りでも小ぶりな左の方が断然かわいらしい。
20170527-b2.jpg

ほとんどがまるで本物のように作られたものばかりだが左の魚はデフォルメされているように見える。
そっくりに作り切れなかったのか、写実の先に進んだものなのかどっちだ。
すごいと思うのは右の方だが、左の方に味があるのは確かだ。

20170527-5.jpg
この後エビや虫などまるで本物のような細工物が続き、どれも驚くようなものばかりだったが、
個人的には自在ものを離れた工芸品の方に惹かれるものが多く見つかった。
動いてこその自在もので、会期中ポーズ替えもあるなど工夫を凝らしているが、手に取る事はできないので
鑑賞するとなると「本物みたい」というところで止まってしまう。
だが後半の工芸品は、それぞれが美術品としての個性もあるため、感性に合うものは本当にずっと見ていたくなるような
好ましさで鑑賞できる。

小さいゆえの愛らしさを感じるもの
20170527-c.jpg



グラデーションが美しい宮川香山の「染付菖蒲文花瓶」(左上)と
セットで使っているところを想像したくなる林谷五郎の「台子飾皆具」
「林谷五郎 台子飾皆具」で検索すると、裏側に描かれているかわいらしい「謎生き物」も見られる。
20170527-e2.jpg
     皆具の方はちょっとだけ、さくらももこの描く文様っぽい。


今日一のお気に入り  周山の「薩摩焼竹図花瓶」
花瓶の形そのものが絵に生きていて、
金色なのに渋くて上品。さわさわと風に吹かれる音まで聞こえてきそう。
20170527-d.jpg



左の二つは絵が表現方法としての技法と合っていてすてき。
          (「雨中橋図蒔絵煙草箱」「月下狸図硯箱」)
右上はすっきりしていてかっこいい。
          (加納夏雄「梅竹文酒爛器」)
右下は日本画によく見るタイプの犬だが、片切彫の絵柄としては意外性がある感じ。
          (海野珉乗「犬図薬缶」)
 わんこだと思うと持っていて楽しくなりそう。
20170527-f.jpg


個性的な生き物たち。ライオンと狸は板からの"打ち出し"
20170527-g2.jpg

易信「蒔絵螺鈿芝山硯屏」
 華やかで極上の細工。だけど、背景が金色、というよりシンプルな金属板に見え隙を感じる。そこが好き。
20170527-3.jpg
20170527-4.jpg

こういう展覧会は、欲しい物探しをする感覚で見るのが楽しい。今回は特に写真OKなので、
実際にモノは手に入らなくても映像が残るのでとてもうれし楽しい。


  1. 2017/05/31(水) 16:57:27|
  2. 美術展・展示会など
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ミニチュア写真モードを試す


富山の街を、コンデジのアートショット"ミニチュア"で撮ってみる。

撮影=EX-ZR510
CIMG0503-1as.jpg
それっぽくは見えるけれど、本来レンズから対象物までの距離でピントが合うかどうか決まるはずなのに、
左側の同じビルが真ん中だけピントが合っているのが不自然かも?
そこで試しに、画像ソフトでボカシ加工を加えてみた。

20170326-1b.jpg
信号の柱まで手が回らなかったのと、後からではボカすことはできてもボケているのを直す事はできないのでここまで。
電車がカワイイ。
もう少しピントが合う部分が多い方がいい気もするが、調節はできない。あくまで遊びで使うものだ。

20170326-3.jpg
こちらはトイカメラモード

今はスマホのアプリでもこの程度の事は簡単にできるのだろう。
でもコンデジのいいところは、持ちやすい、撮りやすい、動作が軽快という事だ。

歩きながらでも絵の参考になりそうなものを見つけたらすぐに出して安定して撮れてブレにくい。
測光方式を中央とマルチですぐに切り替えられるようにしておけば、色々押さなくてもそこそこ思い通りの味が出せる。

CASIOのEXILIMは機能を絞った小さいものと、多機能でちょっと重いものに分かれているが、
今はほぼ自撮り用液晶が付いているため
私の持っている「ぎりぎり首から下げていても重くない(205g)けれど、設定を自在に変えられる」路線が
なくなってしまった。自撮り液晶は無いけれど、コンデジで24~300mmまでカバーしていて
1cmまで寄れるマクロがあるのはEX-ZR500と510が最後なのでは。

実は一度今のカメラが不調になって、修理の値段によっては次のを買うか考えた事もあったが、
CASIOの後継機は重さの面で折り合わず、他メーカーの候補はズームが遅くて結局直して使う事にしたのだ。

スマホに押されて市場が縮小しているというけれど、選べなくなると困るのでがんばってほしい。


  1. 2017/05/20(土) 17:24:24|
  2. やってみました
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

並河靖之 七宝 展

namikawa.jpg

以前、鑑定団に出品され解説TVRを見て印象に残った並河靖之の七宝。
ほかに何度か美術番組などで見かけて、ずっと気になっていたところ、
大好きな庭園美術館で展覧会が行われるという事で、ぜひ見なければと足を運んだ。

あまりに細かい細工なので、その密度から考えられる常識的な大きさを
勝手にイメージしていたのだろう、実際に見た時の第一印象はどれも「思ったより小さい」だった。
こんなに小さい中にこの細工。その工程を知っていればなおさら、驚嘆する。
今回、庭園美術館では無料で単眼鏡の貸し出しが行われており、これがとても鑑賞の助けになった。


美術展に行くと、作品リストにごくごく簡単な印象などを書き込んで行くのだが、今回は
ボキャブラリーも貧困になりがちだ。だがそれは作品の質とは比例しない。

序盤で見られる、40番「藤花菊唐草文飾壺」の感想メモ
・・・ 「宝石のよう 色の組み合わせが上品 描くだけでもすごい」
"描くだけでもすごい (のに七宝の技法で細工しているなんて信じられない) "というのは
これから出てくる多くの品にも当てはまる感想で、分かっていても言いたくなるのだ。
ここに至るまでの順路の中で一番気に入ったので
「今日の一番かも?」と思ったが、まだまだ先は長かったのだ。


以下、他の作品でも
「きれい かわいい 洗練されている ほしい 最高」などの言葉が続く。


22番の「花丸唐草文棗」では、
きれい、かわいい、愛らしい、ほしい、の他に
「持っている色を使いつくしてまとめるテクニックを習得」と書いた。
検索しても出てこないので紹介のしようがないのが残念だが、
黒地に散る何種類もの花が丸い柄に重なって花てまりを散らしたようで愛らしい。
高価な品にこんな事を言うのもなんだが、
雑貨やさんを見て回るような楽しさがあり、同じ柄のハンカチでもいいからほしいと思う。
ここに来て「今日の一番はこれか?」と思う。が、まだまだ先がある。


褒めるところしか見つからないように思えるが、
こうしたものはお気に入りを探す目で見ていくと、当然好き嫌いも出てくるものだ。
少し慣れてくると
「いい作品とは思うが、息をのむほどでもない」  と、偉そうな事を考え始める。他にも
「赤地はいいが、しょせんは虫」
「蝶もこれくらい控え目の方がいい」
など細かく表現されているがゆえに、虫が苦手なのが感想メモに現れてきてしまう。


さて、本館を出て新館に移ると、これまでとはまたレベルの違う作品に出合うことになる。


どうしたって好きにならずにいられないのが、
今回の展覧会のチラシにも使われている、
38番「藤草花文花瓶」
こちらも想像より小ぶりで、それゆえに愛らしく装飾的に垂れている藤と下の方にひっそり
小さく咲いているタンポポなどの草花、上下の文様部分と黒字の割合、バランス、すべてが好ましい。
うーん、今日一か?


だが、それ以上にお気に入りという意味では
49番「花鳥図飾壺」が
とても気に入った。小さな蓋つきの壺で、蓋の部分から山吹の花が四方に広がっている。
この黄色が黒地にとてもよく映えて、なおかつうるさくない量と配置、下に鳥。
検索して出てくる写真はマットに見えるが、実物はつやつやしていて本当に奇麗だった。
38番の藤花と、どちらが一番かとても迷う。写真で見ると藤の方がいいけれど、
実物をいつまでも見ていたいという意味ではこちらが上かも。

(それにしても、名前がどれも模様の説明と物の形の組み合わせなのでぱっと見ても
どれを指しているのか分かりづらくて不便だ。検索してもなかなか目的の画像が出てこない…)


あと一つ、
63番の「蝶に竹花図四方花瓶」は
「この題材にこの形、ハマっている。静寂 絵としても物としても洗練」
感想らしい感想を引き出したのは、やはり絵の力だと思う。
平らな絵ではなく、この形のもの(四角い壺)の角面を使ったからこその世界観。
絵を引き立たせる背景としての黒が多い中、この黒はまさに静寂を描いた色だと言えそうな空気感。
竹も花も蝶も、背後の闇も、この構図以外ありえないと思えるような完璧な世界だった。

"絵が描かれた壺や花瓶"という物ではなく、襖絵や屏風絵のように壺や花瓶とい
う形態の地に絵を描くジャンルとして出来上がっていると思った。

いつか、今回展示終了で見逃した「四季花鳥図花瓶」も見てみたい。


  1. 2017/04/03(月) 10:59:02|
  2. 美術展・展示会など
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

翻訳アプリを軽く試す

TVで紹介されていた、例のGoogleの翻訳アプリが
たまたま最近入れていたものと同じと気付き、カメラを使ったリアルタイム翻訳とやらを試してみた。

パッと見まわして最初に目に入ったノートを手にしてみると…
20170306note1.jpg

20170306note2.jpg
いきなりつまずく。

まあ、この場合NOTE とBOOKの間にスペースが入っているのがいけなかったのか。
黄ばんでいる事からも察せられるとおり、かなり古い物で、こんな表記も時代を感じさせる。と言いつつ
今まで疑問に思った事もないのだから仕方ない。


  1. 2017/03/07(火) 15:51:33|
  2. いろいろなこと
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ